研究調査

research study

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高齢ドライバーへの教育プログラムと支援システムの開発

プロジェクトリーダー:蓮花 一己
年度:2003年, プロジェクトナンバー:H500

背景と目的

高齢ドライバーの運転行動やハザード知覚能力、自己評価等の諸側面を分析した研究に基づき、前年度は高齢ドライバーの弱点と言うべき「一時停止・確認行動の改善」を目的とした教育プログラムを作成した。今年度は「ハザード知覚能力の改善」プログラムを開発する。この教育をいくつかのモデル教習所で実施して教育効果を調べるとともに、全体の完成版を製作する。さらに、家庭と地域と行政が一体となった高齢ドライバーへの支援システムへの提言をまとめる。

期待される成果

1) ハザード知覚面での教育プログラムを作成する。教習所のモデル校で部分的に教育を実施し予備的な効果評価を行なう。
2) 前年度に作成した「一時停止・確認行動の改善」を目的とした教育プログラムを完成させると同時に、さらに規模を拡大した教習所で実施する。
3) 高齢者への効果的な教育手法について、指導員へのアンケート調査を実施してまとめる。
4) 高齢者への教育プログラムを中核とする支援システムを検討し、高齢者と地域の現状を踏まえて、必要とされる諸条件を検討する。
5) 研究成果を冊子形式で製作する。

成果物

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