研究調査
research study
高齢ドライバーの教育・指導プログラムの開発
プロジェクトリーダー:蓮花 一己
年度:2002年, プロジェクトナンバー:H490
背景と目的
本プログラムは、高齢ドライバーの問題点である交差点での行動を改善するために開発するものである。問題行動として、交差点での「一時停止?安全確認」を取り上げた。つまり、1) 見通しの悪い交差点や一時停止交差点で一時停止しない(あるいは徐行が不十分である)傾向、2) 交差道路の死角からの接近車を発見するための左右確認が不十分である傾向を取り上げ、教育による改善を目指した。高齢者の起こす交差点事故の多さの背景に、こうした不安全行動が影響していると推測できるからである。本プログラムにより、交差点での高齢ドライバーの一時停止と左右確認行動を改善させることを目的とした。