研究調査

research study

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こどもの交通モビリティと交通安全教育:適用制度の展開および拡張の可能性に着目した学際的研究

プロジェクトリーダー:吉田 長裕
年度:2015年, プロジェクトナンバー:H2761

背景と目的

本研究では、こどもを対象に、多様性を内在した交通モビリティ社会の実現に向けて、それらに適用されている諸制度の展開および可能性に着目し、学際的に研究を行うものである。近年の道交法の改正や、交通分野における安全、環境問題への対応、国際交通安全学会における調査研究や海外調査の経緯等を踏まえ、免許を持たない交通参加者であるこどもを対象に、交通モビリティの実態とその新たなニーズを把握した上で、既存の交通モビリティの展開および拡張可能性を明らかにし、それらを支えるための教育、講習プログラムおよび諸制度のあり方、さらにこれらをパッケージとして提供するための戦略について、提案を行う。

期待される成果

(1)こどもの交通モビリティの実態と新たなニーズの把握:国内のこどもの交通は、保護者や学校、地域の責任が部分的に関与するため、複雑な制度が地域によって運用されている。そこで、交通モビリティニーズおよび安全教育実態を把握するために全国規模のWEB調査を実施する。教育・交通計画・マーケティング
(2)こどもの交通モビリティ教育に関する事例研究:本申請では新たなモビリティニーズとその対応プログラムに着目し、多様な自転車利用の可能性、民間ボランティア等による安全教育や講習・実践プログラムのあり方、関連する海外事例について、調査を実施する。教育・交通計画・社会福祉・心理学
(3)調査や事例分析の結果をもとに討議を行い、制度展開・拡張の提案を行う。

成果物

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