研究調査
research study
高齢化社会における生活構造とモビリティに関する調査研究
プロジェクトリーダー:鈴木 春男
年度:1994年, プロジェクトナンバー:H614
背景と目的
高齢者といっても、その生活構造、生活実態を見ると、さまざまなパターンが存在している。高齢者に対するこれまでの交通政策は、高齢者の共通項に注目し、かれらを一律に扱う傾向があった。しかし、高齢者の生活実態に即して高齢者をセグメントし、そこからあるぺき移動手段や道路環境、あるいは交通教育のあり方を考えていくことが重要である。
本論文はH614プロジェクトとして行われた、生活構造という観点からセグメントする場合の指標の発見と、それが高齢者のモピリティにどう関係しているかをみた甚礎的研究の報告である。