研究調査
research study
≪行政・団体連携≫自動車の自動化運転:その許容性を巡る学際的研究
プロジェクトリーダー:今井 猛嘉
年度:2015年, プロジェクトナンバー:H2762
背景と目的
自動車の自動化運転の実現は、世界的にも高い関心がもたれており、日本でも、政府が積極的に関与しながら、官民共同による基礎的検討並びに実験的取り組みが展開されつつある。この方向性は支持されるが、実現に向けた課題も多いことが、平成26年度の研究により、確認された。
そこで本プロジェクトでは、それら課題の実現に向け、客観的な資料(社会実験の結果等)を収集し、自動化運転の実現可能性、実現可能レベルを予測・分析し、日本の現状に即した問題解決の途を探る。
期待される成果
自動化運転の実現に向けた諸課題を、専門的に分析する(カッコ内は責任者)。
1.法的許容性(今井、松村、ルブルトン)
2.医学的適性(木林、今井)
3.心理学的適性(岡村、松村)
4.社会的受容性(岩貞、八幡)と法経済学的効果(松村)
5.自動車工学の観点から実現可能技術の考察(矢野、横山)
6.道路工学の観点からの専用レーン導入等の考察(久保田)
7.自動化運転と無人運転との比較、検討(三浦、久保田、矢野)
8.全体のとりまとめ(今井、八幡)