研究調査

research study

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≪行政・団体連携≫自動車の自動化運転:その許容性を巡る学際的研究

プロジェクトリーダー:今井 猛嘉
年度:2014年, プロジェクトナンバー:H2650

背景と目的

自動車の自動運転(the autonomous driving on vehicle)は、米国グーグル社などが2017~2020年に無人での走行を実用化すると表明するなど、技術的には、近い将来、部分的には可能になるものと予想される。こうした世界的潮流の中で、日本でも、自動運転に関する技術面での研究は進められているが、その導入に当たって検討されるべき諸問題(法学、医学、心理学及び社会学的問題)は未検討のままである。そこで、本研究では、これらの問題を、関係官庁の協力をも得ながら、多角的かつ対策が急がれる順に応じて、検討を加える。

期待される成果

自動車の自動運転に係わる以下の諸問題を、学際的に検討する。
① 自動車の自動運転が、道路交通法並びにその基礎にある条約(道路交通に関する1949 年ジュネーブ条約等)の解釈として許容されるか(法的問題)、
② 許容されるとして、その範囲如何(運転者の技能、年齢、性別等の生理学的要因との関連での自動運転の許容性;医学、心理学的問題)、
③ 自動運転が職業ドライバー、一般市民ドライバーの運転に及ぼす意義(交通安全教育の在り方を含む社会学的問題)

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