研究調査
research study
日本型ラウンドアバウトの普及加速に向けての調査研究
プロジェクトリーダー:中村 英樹
年度:2023年, プロジェクトナンバー:2309A
背景と目的
IATSS がラウンドアバウト(RAB)に関するプロジェクトに 2009 年に着手して以 来、継続的に調査研究を進めることで、導入検討調査~社会実験~社会実装~法改正 に伴う本格展開、と各段階において着実に成果に結びついてきた。現時点では全国で 140 余の RAB が整備されるに至っているが、先進諸国の中での普及レベルにおい ては未だ緒に就いたばかりの状況である。平面交差部において悲惨な交通事故が未だ 後を絶たず、自動運転車の導入も期待されている中で、国際的視点に立ちつつ、日本 に相応しい RAB を普及させていく必要性は高い。本研究プロジェクトでは、日本で 特に重視されると考えられる、省スペース、省コスト、簡易設計、多様な利用者、合 意形成プロセスなどの課題対応について、我が国独自のスペックや手法を検討し、諸 外国との相違を明らかにし、これらを積極的に発信していくことにより、日本の RAB 普及促進に資することを目的とする。
期待される成果
- 先見性:今後の信号機撤去ニーズ、交差点の自動運転対応などに先駆け、これらを見据えた日本型 RABの検討を行うこと
- 実際性:省コストの日本型ラウンドアバウトのスペックや導入手法が明らかとなり、社会実装が加速すること
- 独自性:日本独自のRABスペックを提示することにより,諸外国の RABとの相違が明らかとなること