研究調査
research study
交通安全政策のパーセプション ~受容者意識に対する分析~
プロジェクトリーダー:加藤 一誠
年度:2014年, プロジェクトナンバー:H2647
背景と目的
本研究の目的は、交通事故や交通違反のイベントや歩道整備や取締りなどの交通安全施策の効果を受容者サイドの視点で評価することにある。25年度は、3プロジェクト合同で違反を繰り返すドライバーの意識や時間選好を調査した。26年度は得られた知見をもとに、反則金等の受容の程度を細分化したアンケートと財源分析にもとづいて効果的な取締りや反則金制度の提言につなげる。
期待される成果
1)交通安全財源の地域間配分:25年度は1990年代以降の都道府県別の交通安全施設(道路)と公安の予算をデータベース化し、交通事故との関係を分析した。26年度は施設整備の交通事故への効果と都道府県別の差異を分析する。
2)25年度アンケートの分析と知見にもとづく新規のアンケート:違反に対する認識や免許停止期間や反則金の認識を質問し、その結果を経済学的に分析し、政策提言につなげる。①第2回紙アンケート:25年度と同様に警察庁の協力を得て行政処分講習者を対象とした調査を講習時に実施。②webアンケート