研究調査

research study

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インドにおける交通安全のためのコミュニティデザインに関する研究調査

プロジェクトリーダー:土井 健司
年度:2012年, プロジェクトナンバー:H2429

背景と目的

急増するインドの交通死亡事故の実態を、事故データの収集に基づき調査分析し、有効で実現可能な提言を提示することにより、望ましい交通社会の実現に寄与する。

期待される成果

本研究では、急増するインドの交通死亡事故の実態を、まず疫学的アプローチによって調査分析し、原因や特徴の解明を試みる。疫学的アプローチとは、特定の集団内を対象に死亡率や疾病率など、健康に関わる事柄・事象
の頻度、時間的変動などを調査し、健康に関わる事柄と、その要因と考えられるものの間に存在する関係を解明する研究手法である。また、人口100万~200万人の中規模都市群から、人口当たりの事故死亡率の異なる?つの都市を抽出して、比較分析を行う。その結果に基づき、事故犠牲者・車両のモード構成を明らかにし、道路ユーザ毎のリスクを捉える。
なお、本研究は、都市内の道路交通死亡事故の抑制策を「道路・車両デザイン」「土地利用・都市環境デザイン」「コミュニティデザイン」の?つの観点から分野横断的および俯瞰的に捉えた上で、交通安全のためのコミュ
ニティデザインのあり方を提案することを最終的な目標としている。

成果物

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