研究調査

research study

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視覚障害者の歩行中の交通事故を防ぐための具体的な対策の提言

プロジェクトリーダー:徳田 克己
年度:1999年, プロジェクトナンバー:H156

背景と目的

盲学校およぴ弱視学級において、視覚障害児・者に対する交通安全教育がどのように行われているかについて、その実態を明らかにするために質問紙調査を行った。
実態を明らかにする必要があったのは、平成11年度の研究(視覚障害者の歩行者としての交通安全二一ズに関する調査研究)の結果より、視覚障害者の交通安全知識が十分ではない場合があり、そのことが交通事故発生に関連している」ことが示唆されたためである。これまでは、視覚障害者を取り巻く交通環境やドライバーなどの障害理解について研究的な焦点があてられてきたが、視覚障害者の交通事故を減少させるためには視覚障害者自身が一般の交通に関する知識を十分に持ち、加えて自分自身が危険な目にあうことなく移動することを可能にするサバイバル技術を身につける必要がある。そのサバイバル技術の教育を考えていく際に、現在、交通安全教育が、どのような内容で、いかなる方法によって実施されているかに関する実態の資料を得ることは、非常に意義深い。

成果物

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