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その他出版物
余韻都市―ニューローカルと公共交通
目次
1章 コンサートホールや劇場への「行きやすさ」が人々を幸福にする
2章 ゆったりとした移動が都市の未来をひらく
3章 劇場と都市の変遷からみる歩行者と公共交通が連携した計画の重要性
4章 海外都市から学ぶ余韻と公共交通
5章 ニューローカルな都市と公共交通のエッセンス
6章 ケーススタディ――富山市中心部
7章 これからの都市・余韻都市
8章 ニューローカル――「余韻」を享受できる都市を支える公共交通
概要
中村文彦+国際交通安全学会 都市の文化的創造的機能を支える公共交通のあり方研究会/編著 鹿島出版会
2022年3月15日発行 A5判/248頁 2,530円(税込)
ISBN 978-4-306-07360-9
内容
そもそも都市とはどうあるべきか、その中で公共交通はどうあるべきかについて、交通工学、交通計画、都市工学の視点だけでなく、社会学、都市デザインの観点も踏まえて行ってきた議論をとりまとめたもの。都市に必要なのは余韻を味わうことができることであり、広場空間、くつろげる場所、それを支える公共交通という考え方、地方都市も含めその場所場所での新しい価値観、新しい暮らし方、これこそがニューノーマルではなくニューローカルであり、都市の移動、公共交通はそこに根差すべきものである。
駐車場からのまちづくり ~都市再生のために~
概要
公益財団法人国際交通安全学会 編 岸井隆幸・大沢昌玄・他 著 学芸出版社
2012年04月15日 発行 A5判/232頁 3,300円(税込)
ISBN 978-4-7615-3196-6 (4761531967)
内容
都心部の2、3割を占める駐車場のあり方は、都市再生のための要である。にもかかわらず、総合的・科学的に解説した本もなく、非効率な駐車場が都心を占拠している例すらある。そこで本書では、附置義務駐車場等の法改正の動向もにらみつつ、駐車場の密度、配置、デザインと運営管理の考え方を国内外の事例とともに紹介する。
都市のクオリティ・ストック -土地利用・緑地・交通の統合戦略-
目次
序 章 都市のクオリティ・ストック化の必要性
第一章 土地利用・緑地・交通システムから見た都市づくりの課題
第二章 日本における土地利用計画の理念と実現手法の変遷
第三章 諸外国における土地利用・緑地・交通システムの考え方
第四章 クオリティ・ストック化のビジョンと戦略
第五章 土地利用の集約化とストック化の実現手法
補 章 現行都市計画が抱える問題点
概要
林 良嗣・土井健司・加藤博和+(財)国際交通安全学会土地利用・交通研究会編著 鹿島出版会
2009年09月 発行 四六判/240頁 2,420円(税込)
ISBN 978-4306072718 (4306072711) C-CODE 3052 NDC 518.8
内容
都市における生活の質を維持するために、交通・建物・緑地を一体的なストックとしてコーディネートすることが求められている。現行都市計画が抱える問題点を指摘し、クオリティ・ストック化のビジョンと指針を提示。
新・黒船の世紀 ~グローバル化時代の経済戦略~
目次
第一章 新鎖国主義を解こう...堺屋太一(作家)
第二章 日本経済再生のシナリオ...大田弘子(政策大学院大学教授・元内閣府特命担当大臣)
第三章 東京の国際競争力をどう高めるか...猪瀬直樹(作家・東京都副知事)
第四章 第二の開港を目指す横浜...中田宏(横浜市長)
第五章 オープンスカイと航空...大橋洋治(全日本空輸取締役会長)
第六章 日本の湾岸と海運産業...杉山武彦(一橋大学学長)
第七章 日本のグローバル化の課題...家田仁(東京大学大学院工学研究科教授)
終 章 日本のグローバル化の課題...竹内健蔵(東京女子大学教授)+中条潮(慶應義塾大学教授)
概要
(財)国際交通安全学会編 NTT出版
2009年04月 発行 四六判/314頁 2,420円(税込)
ISBN 978-4757122352 (4757122357 ) C-CODE -
内容
グローバル競争が本格化する世界の交通事情。日本は生き残るための戦略とはなにか。「新たな開国」の条件を7人の論客に問う。
著者紹介
竹内 健蔵(たけうち けんぞう)
東京女子大学文理学部教授。 著書に『交通経済学』(有斐閣アルマ)などがある。
中条 潮(ちゅうじょう うしお)
慶應義塾大学商学部教授。 著書に『航空新時代』(ちくま新書)などがある。
挑戦 日本再生 ~「公」と「私」の境界を超えて~
目次
第一章 自由化時代の「公」と「私」
第二章 市場原理と自己責任
第三章 「公」の担い手の多元化
第四章 生活者起点の分権改革
第五章 二一世紀日本の地域発展モデル
第六章 交通における「公・共・私」
第七章 日本再生のシナリオ
第八章 改革時代の「公」と「私」
終 章 「公」と「私」の境界を超えて」
概要
(財)国際交通安全学会編 NTT出版
2008年05月 発行 A5/320頁 2,420円(税込)
ISBN 978-4-7571-2216-1 (4757122160) C-CODE 0030
内容
現代日本の諸改革を再び起動させ、経済活動を活性化させるための処方箋を、「公と私」の観点から気鋭の論客に問う。未来の日本のための羅針盤がここにある!
デザインが「交通社会」を変える ~美しい国土、魅力ある交通~
目次
はじめに
第一章 日本の原風景と未来像
第二章 美しい国土と交通
第三章 二一世紀の建築と都市景観
第四章 デザインがもたらす潤いと活力
第五章 交通社会を潤すユニバーサルデザイン
第六章 ヒューマンフレンドリーなデザインとは
第七章 次世代のモビリティ像
交通社会をどうデザインするか
(パネルディスカッション)
おわりに
概要
(財)国際交通安全学会編 技報堂出版
2007年04月 発行 A5/280頁 2,420円(税込)
ISBN 978-4-7655-4238-8 (4-7655-4238-6) C-CODE 0036 NDC 518.84
内容
明治以降、我々は空前の経済的繁栄を手中に収めたが、果たして生活に潤いと真の豊かさをもたらしたであろうか。国土、都市・農村、車・鉄道に至るまで、さまざまな空間スケールを通したデザインのあり方について検証を行い、交通分野に共通するデザインの思想を浮き彫りにし、交通社会を潤すデザインのあり方について、その可能性と課題を検討する。さらに、ますます高度化・複雑化する交通社会における機械と人間の共存について、ユニバーサルなデザインやヒューマンフレンドリーなデザインの観点から考察する。
「交通」が結ぶ文明と文化 ~歴史に学び、未来を語る~
目次
はじめに
第一章 陸の文明、海の文明
第二章 国際政治・外交から見た交通
第三章 和船の発達と日本文化
第四章 車の文化史
第五章 自動車文明がもたらしたもの
第六章 縮小文明と交通の未来
道はつづく(エッセイ)
「交通」が結ぶ文明と文化(パネルディスカッション)
おわりに
概要
(財)国際交通安全学会編 技報堂出版
2006年07月 発行 A5/301頁 2,420円(税込)
ISBN 978-4-7655-4234-0 (4-7655-4234-3) C-CODE 0036 NDC 682
内容
「人間社会にとって交通とは何か」という命題を文明・文化論的な観点から問い直すとともに、これからの交通社会のあるべき姿を追究する。交通手段の発達によって経済の繁栄を誇った現代文明は、一方で交通事故や環境問題など大きな負の側面も抱え込み、また本来個性的であるべき地域文化に画一化・破壊を招くという問題も顕在化している。政治経済、科学技術等、多様な専門家が、その叡智を集結し、交通と文明・文化の相互関係とその将来像について、多面的で幅広い考察を行う。
「交通」は地方再生をもたらすか ~分権時代の交通社会~
目次
第一章 道路と国土の展望
第二章 天下の公道を「私」すべからず
第三章 分権のゆくえと地方再生
第四章 分権時代の道路行政と制度改革
第五章 地方の役割・国の役割
第六章 人口減少時代の都市再生シナリオ
第七章 暮らしの道の復権を
第八章 地方の時代と交通社会
(パネルディスカッション)
終章
概要
(財)国際交通安全学会編 技報堂出版
2005年05月 発行 A5/295頁 2,200円(税込)
ISBN 978-4-7655-4232-6 (4-7655-4232-7) C-CODE 0036 NDC 681.1
内容
「地方の時代」と言われ地方分権が進んでいるかに見えるが、国の公共投資余力が著しく減少する中での分権は、地方の切捨てに繋がると危惧する声もあがっている。どうすれば地方は多くの困難を克服し,豊かな生活の場として再生されるのか。そのための国と地方の関係はどうあるべきか。地方に暮らす人々の生活をどうデザインするのか。そうした問題に対し、「交通」を切り口に地方の時代における交通社会のあるべき姿とそこに至る道筋を論ずる。