研究調査

research study

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高校生に対する交通教育の一方策

プロジェクトリーダー:小口 泰平
年度:1992年, プロジェクトナンバー:H405

背景と目的

「二輪車の事故防止に関する総合対策(通知)」により、高校生等に対する交通安全教育は、いわゆる「3ない運動」のような緊急避難的な措置だけをもってのぞむことなく、地域の実情に応じた総合的な取組みが具体化しつつある。当研究プロジェクトは、前述した間閣意識に基づき、次の項日を調査研究の目的とした。
(1) 高校における交通安全教育の変遷について、いわゆる「3ない運動」の展開の流れを整理、把握する。
(2) 神奈川県における「4+ 1 ない運動」から「かながわ新運動」への転換?発展の経緯を明らかにする。
(3) 「かながわ新運動」に対する生徒・保護者・教師の意識、効果などの事後評価の糸口をつかむ。
(4) 高校における望ましい交通安全教育の実施に向けての課題の把握および今後の履望を考察する。

期待される成果

当研究プロジェクトは、教育学、杜会学、交通心理学、工学、ジャーナリズム等の学際的な研究メンバーから構成され、神奈) l|県高等学校交通安全教育研究会の全面的なご協力を得て行われた。
調査方法は、意識調査、インタビュー調査、取材などにより、主として次の6項目からなっている。
(1) 高校在校生への意識調査とその分析
(2) 高校卒業生への意識調査とその分析
(3) 高校在校生の保護者への意識調査とその分析
(4) 事例調査(I):交通安全教育等の指導教員インタビュー調査
(5) 事例調査( II):新運動推進のための各種集会、大会などの取材
(6) 神奈川県高等学校交通安全教育研究会の調査の活用:①全県立高校165校の交通安全教育担当者への高校実態調査、②県下8校(抽出)の教員に対する意識調査

成果物

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