研究調査

research study

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交通と通信の関係をめぐる研究

プロジェクトリーダー:宮川 洋
年度:1984年, プロジェクトナンバー:953

背景と目的

交通の目的には、人と物の移動がある。このうち人の移動に関しては、最終的に情報の移動・交換・処理を目的とするものが少なくない。相談事があって人に会いに出かける、あるいは会議があって出席する。これらは情報の移動を目的とした個通の代表例である。
最近は半導体技術、光ファイバ技術、衛星通信技術の進歩により急速に社会の情報化が進行している。電話はすでに各家庭にほとんど行きわたり、日常生活の必需品となり、業務遂行の必須の手段として認識されている。ビジネスにおける電話の利用に限っても、会議電話などの新しいシステムが実用化されるとともに単に連絡・指示・相談・依頼だけでなく、いのちの電話や電話販売などのように、その使い方も多様なものとなってきている。
さらに通信手段としては、電話以外にファクシミリ、テレビ会議、キャプテンシステム、テレテキスト、メイルボックスなど新しい通信手段も登場し、特にオフィスにおける業務様態がいい菊変わりつつある状況である。
このような状況にかんがみ、58年度は、特にオフィスのOA化と関連して、銃ら鵜の電話以外の新しい通信手段(これを通信ニューメディアと呼ぶことにする)が、例えば、ファクシミリやテレビ会議などの通信ニューメディアの実用化により、オフィスを中心とする業務上の交通がどの程度通信によって代替され得るか、その可能性について検討を行った。

成果物

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