研究調査

research study

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車社会をめぐる安全問題

プロジェクトリーダー:中島 源雄
年度:1981年, プロジェクトナンバー:525

背景と目的

自動車が陸上交通の中心的役割を担う現代においては、新たな”車”社会といえる社会集団の中で、新しい形の諸問題が発生している。もちろん、こうした問題は”車”社会が誕生する以前から、先人によって気づかれた文化的、社会的な遺産を反映した規定に照らして、その都度解決を図ってきた。例えば、安全への対応もこのような仕組みの下でつくられた規範に従い、時代の推移する中で様々な評価を受けながら今日に至っている。
本研究では、自動車を取り巻く状況が移り変わる中でm「安全にかかわる規範が、どう変わり、なぜ変わってきたのか」という素朴な疑問から出発して主に「規範の変遷」という視点で安全問題を眺め、今後の”車”社会における安全問題へのアプローチの対応を考えた。

期待される成果

夏季の2つの課題を対象に内容分析を行った。
1)1970年代以降におけるアメリカの製造物責任法(Product Liability:PL)の問題
2)昭和37年以降の日本における安全に関する特定事例の研究

成果物

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