研究調査
research study
暴走族の研究 社会病理学的にみた暴走族問題の分析
プロジェクトリーダー:詫間 晋平
年度:1975年, プロジェクトナンバー:003-2
背景と目的
国際交通安全学会の調査グループがホットライダーズ、いわゆる暴走族に関する実態調査を実施した。今回のプロジェクトでは、ボソゾクの実態をさらに明らかにするため、以下の観点から分析調査を行った。
第一に、暴走族と一般青少年を対象とした心理テスト、研究、インタビュー、アンケート調査などにより、房総族の深層心理構造や気質を浮き彫りにしようとした。
第二に、暴走族と社会環境との関係を分析するために、一般人を対象に意識調査を行った。その結果を深層心理学的、精神医学的、社会病理学的に分析し、今日の社会構造と日本人の精神構造を考察した。
その結果を深層心理学的、精神医学的、社会病理学的分析にかけることで、現代の社会構造と日本人の精神構造を考察し、"菩暴走族"とは何か、なぜ "暴走族 "になる若者がいるのかを明らかにする。